現実から逃げないで

不安に思うなら解決策を!

人生のターニングポイントを乗り切るヒント

人として生きている限り、人生のターニングポイント、つまり転機が訪れるものです。自分の歩んできた人生や、考え方も大きく変わる転機を迎えた時、人は現実的な事を考え、不安に感じることもあるでしょう。ターニングポイントとしてイメージされるものとして、結婚や転職が挙げられます。
私は元々、不安に弱い性格であるため、ターニングポイントになるといつも物怖じしてしまう傾向にあります。ただ、だからこそ人生でのターニングポイントに立った時は、徹底的に分析して慎重に動くことを意識するようにしています。
選択を間違えれば人生が台無しになることだってあり得ます。だからこそ人は不安になるのです。ただ、その時にできる限りのことを考え、懸命に動いておけば、ただの後悔にはならないものです。「当時の私なりにできることをやった」と思えるでしょう。
ターニングポイントでの選択に後悔せず、最高の未来にするためには、まず不安と向き合い、不安をしっかりと解消する必要があります。私はそのために、まず今起こっている転機や大きな変化に、どんな意味があるのかを考えることを意識しています。意味だけではなく、ここから何が学べるかも考えるようにしています。これを何かに書いて可視化すると、意味や意義がはっきりするのでおすすめです。
このように事象を書き出ししてはっきりさせることで、ネガティブな転機であっても「自分にとって意味がある事だ」と思えるようになりました。
同様に転機は、気付きを与えてくれるものでもあります。人生の学びになり、すなわちそれはより良く生きるための糧となるのです。例えば離婚は転機と言えますが、これはある日突然、理由もなく起こるわけではありません。離婚までにお互いがすれ違う問題があったはずなのに、そこを無視したり、片方が溜め込んでしまって、向き合えなかった結果として起きるものだと言えます。
その離婚になった原因をきちんと見なければ、それはまた人生で違った問題として浮上してくるものです。転機を最善に導くためだけでなく、生きる中で起きる問題を根本的に解消するという意味でも、状況や心の中を可視化することは必要不可欠だと思っています。